診療・各部門
6階病棟
6階病棟は地域包括ケア病棟です。
急性期治療を終えた患者様が直ぐの退院に不安な方、在宅や施設から緊急入院の患者様に対して在宅復帰に向け診療、看護、日常生活でのリハビリを行いスムーズな退院を目指して取り組んでいる病棟です。
主治医や看護職員だけでなく、専任リハビリスタッフ、医療相談員、薬剤師、管理栄養士等が連携しながら在宅復帰支援を進めています。
また医療行為のある方のレスパイト入院を受け入れ、介護者様のご都合や休息に合わせ対応させていただいています。
看護スタッフは保清の他、日常生活ケアや退院指導が必要な方への介入を積極的に取り組んでいます。
5階病棟
内科病棟として多岐にわたる疾患の患者さんの受け入れをしています。
認知症患者も多く、内科疾患患者に対する看護実践能力や認知症対応力の向上が図れる病棟です。
そして、入院患者に高齢者が多いことから、治療の終了と同時に退院できないケースがあり、患者様やご家族の意志を尊重した退院調整が行えるよう、多職種で検討しています。
また、看護職員はワークライフバランスを大切にしており、仕事・プライベートのメリハリをつけることができるよう業務改善を行っています。
私たちは患者さんが心地よく入院生活を送れるように、日々の看護を頑張っています!
4階病棟
整形外科、泌尿器科、脳神経外科を主科とした病棟です。
予定された手術や検査が終了すると短期間で退院日を迎える患者様も多く、クリニカルパスを活用した効率の良い医療・看護ケアを展開し、患者満足度を高める努力をしています。
術前は患者様が安心・安全に手術が受けられるように、術後は早期離床を促しリハビリスタッフと協働しながら、ADLを低下させない支援をしています。
忙しさの中にも患者様と向き合う時間を大切にし、患者様が快適な療養生活を送りながら、安全に退院日が迎えられるよう、日々の看護提供に努めています。
3階病棟
3階病棟は、主に消化器内科・外科の混合病棟です。
消化器疾患診断のための内視鏡検査から内視鏡治療、悪性腫瘍の手術や化学療法などを行っています。
癌終末期の患者さんには、疼痛コントロールを含め、退院後もその人らしい生活が送れるよう関わっています。
周術期から在宅を見据えた継続看護を目指して、多職種と協力しながら患者さんやご家族のニーズに沿った看護が提供できるよう努めています。
化学療法を受けながら病気と共存する人の看護、手術によるボディーイメージの変化に関連したケアなど多くの知識と技術が学べます。
検査や処置は多いですが、スタッフ間でコミュニケーションをとりながら、みんなが元気に笑顔で働いています!
3階東病棟
3階東病棟は、令和6年4月に新たにオープンした急性期病棟です。
内科・消化器系検査目的を含む保存的治療や脳疾患患者がリハビリテーション目的で入院する割合が多い混合病棟です。
他病棟に比べ病床数が29床と少ないこともあり、患者さんがより近くに感じられるところが良い点です。
生活背景を捉え、個々の患者さんに寄り添った質の良い看護ケアの提供を病棟全体で目指しています。
また、早期から退院を見据えて、看護介入と多職種とのカンファレンス・協働することで、患者さん・ご家族の望む退院先へとなるよう支援を行っています。
外来
『安全・安心・親切な対応』をモットーに『外来=病院の玄関口、病院の顔』としての自覚を持ち、患者さまやご家族に接しています。
外来部門は、15の診療科と中央処置室、内視鏡室、化学療法室、救急外来を担当しています。
そして、外来通院でも患者さま・ご家族が安心して診察や検査、治療が受けられるように看護を行っています。
外来看護はどの領域においても専門的な知識・技術が必要となるため、安全にかつ迅速に対応ができるように日々自己研鑽を積んでいます。
外来受診時から入院・退院を見据え、患者さまやご家族が安心して在宅療養ができるように入退院支援にも力を入れています。
手術室
当手術室では患者中心の医療を大切にし、一人ひとりに寄り添った安全・安心な手術看護を提供しています。
術前・術中・術後のすべての過程で、患者様の不安や痛みに配慮し、思いやりのある対応を心がけています。
教育体制も充実しており、個々の経験に応じた丁寧な教育とサポート体制を整えています。
また、働くスタッフのライフワークバランスにも配慮し、シフトの調整や有給取得しやすい職場作りにも取り組んでいます。
誰もが安心して経験を活かしながら働ける環境で、専門性を高めながら長く活躍できる職場です。
透析室
透析室では医師、看護師、臨床工学士、栄養士など多職種が連携し患者さんの健康管理をサポートしています。
・専門知識
透析に関する専門知識や技術を習得し日々の業務に活かしています。
・コミュニケーション
透析は長期的な治療であるため患者さんとの信頼関係を築くことが重要なため患者さん
の気持ちに寄り添い安心して治療が受けられるよう努めています。
・教育体制
透析未経験の看護師や臨床工学士に対して専門知識や技術を習得するための教育体制を
整えています。
・患者さんの生活をサポート
生活習慣や栄養状態を改善するためのサポートを行っています。
保健指導室
健康管理棟2階にある健康管理センターでは、区民の皆様および企業にお勤めの方の健康診断を年間約2万5千件行っております。
当センターには、看護師および保健師が在籍し、院内健診業務や巡回健診を通して皆様の健康づくりのお手伝いをしています。
特に、保健師は特定保健指導を通して、生活習慣病予防や改善のアドバイスを行っています。
健診者様の生活に沿った目標設定を行うことで、効果的な保健指導となるように努めています。
そして、当センターでは、明るく、楽しく、チームワークやワークライフバランスも大切にして働いています。
また、仕事を通して学んだ予防医学は、家族や自分自身の健康へ還元できるところもやりがいのひとつになっています!
医療総合支援部
医療総合支援部は、地域連携室と訪問看護室、医療福祉相談室が組成する多職種協働部門です。
当院の患者の多くは地域住民であり、近隣医療機関からの受診・入院調整や看護師による入院時支援およびMSWによる退院後の介護サービス調整などを行っています。
日常生活のサポートや服薬管理が必要な方には、訪問看護サービスを提供することもできます。
院内では小さな部署ですが、笑顔あふれる部署であり、多職種が協力しながら親切丁寧かつ迅速な対応に努めています。
医療安全部
医療安全管理者と感染管理者が、それぞれ専従にて対応しています。
シミュレーションやeラーニングを活用した職員研修を行い、地域の方々が安心して当院を利用していただけるよう努めています。
医療安全では、患者さんが安心して医療を受けられるよう、安全対策を職員へ周知しています。
また、患者さんやご家族が医療に積極的に関われるよう、パンフレットやリーフレットの作成・配布等を行い、患者参画の充実を目指しています。
感染管理として、定期的な病院内巡回と、抗菌薬の適正な使用を目的とした感染対策チームによる活動を行っています。
また、地域の施設とも連携しながら組織横断的に情報を収集し、分析・結果を評価し、問題点があれば改善につなげる事で効果的な院内感染の防止に努めています。