2024/06/10

診療・各部門

みなさん、こんにちは。
今回は、健康管理センター保健師の1日スケジュールについてお知らせいたします。
保健師資格を取得した看護師の方々は、「健康管理センターの保健師はどんな業務を行っているの?」「保健指導って具体的に何をするの?」「保健師の経験がないけど、私にできるかな?」「ブランクあるけど、大丈夫かな?」など、様々な疑問があると思います。
下記をご覧になることで保健師業務をイメージできると思いますので、ご興味のある方は、ぜひ一緒に働きましょう!

健康管理センターでは、基本8時30分から就業開始となります。
朝のミーティング後、看護師と一緒に健康診断の採血や血圧測定などの健診業務を行います。

骨密度検査を行います。

動脈硬化の程度や血管年齢を調べる脈波検査を行います。

ボディスキャン検査の結果説明と保健指導を行います。
ボディスキャン検査とは、体成分分析器Inbodyで筋肉量、体脂肪量、内臓脂肪レベル、基礎代謝などの体成分を測定することで、隠れ肥満の発見やメタボリックシンドロームの方の生活改善、ダイエット後や運動後の筋肉・脂肪量の評価などにつながる検査です。

受診者の健康診断が終了した後、特定保健指導の初回面談を行います。
特定保健指導とは、メタボリックシンドロームのリスクのある受診者に対し、生活習慣病予防のための食事や運動などの保健指導を行います。
一人ひとりの身体状況や生活環境などに合わせて、生活習慣を見直すためのサポートを行います。

複数の受診者に対して、保健指導を行います。

食品模型やパンフレットなどを活用し、具体的でわかりやすい生活改善の指導を心がけています。

昼休憩後、午後の健康診断が始まります。
午前中と同様に採血や各種検査を行い、電話やメールや面談などで特定保健指導の継続支援を行います。
更に、翌日健診の準備や健診結果票作成などの健診業務、委員会活動なども行い、17時15分に就業終了となります。

その他の業務としては、夏と冬に当職員の健康診断、秋にはインフルエンザワクチンの予防接種も行います。
春から冬にかけては、事務や医師、臨床検査技師、放射線技師と共に企業に検診車で出向き、健康診断を行います。(巡回健診といいます。)
基本、巡回健診は看護師が行いますが、一緒に採血や腹囲測定、インフルエンザワクチン接種を行う場合もあります。

上記のように、年間を通じて様々な業務を経験することができます。
新人保健師も先輩保健師の丁寧な指導により日々成長でき、気軽に相談することができます。
また各種マニュアルも完備しており、安心して業務を覚えることができます。
これまで看護師として培ったスキルを活かし、保健師として活躍できる職場です。